7月24日京都市内の私立中学校において、次世代を担う日本の子供たちに向けた健康教育プログラムとして注目を集めている「がん教育」を進める「生きるの教室」がはじめて講義されることになり、私も授業参観に行かせていただきました。
このプログラムは、日本の未来を担う子供たち一人一人が、病気の予防と治療に関する学習を通じて、いのち(生命)の大切さを知り、生きる力を育んでもらために立ち上げられたものです。当日は、東京大学医学部付属病院の中川恵一医師から、「いのちの大切さ」「がん予防のための方法」「がんと向き合う」など、意見創発型の授業として90分行われました。
授業では、大切な人を思い、その人のよいところをピックアップする「想起」、そうした内容を一瞬にして×にする「喪失」、そしてがんで大切な人を失わないために自分が何をできるかを考える「希望」という3つのジャンルで実践的に授業が進められました。
全国的にも徐々に広まってきており、今後は公教育現場においてのプログラム化が課題となりますが、私にとっても極めて貴重な体験でした。
ちなみに、トレードマークの「ゾウ」は、「生きるぞう」という意志と希望を表現しマスコット化されたものです。
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