水路の清掃（トピック149号）

久世中久世町4丁目地域は、以前は農作物をつくるための水田や田畑が多くあるところですが、近年の急速な宅地開発化で、多くの新興住宅が立ち並らぶようになりました。そうした住宅地の裏側を通り抜けるような水路では、泥がたまっても清掃をするのが非常に困難な場所も多く見受けられるようになっています 。以前の水路は、農業用水路や河川の支流なのかどうか非常に管理が曖昧な個所もありましたが、里道に関する法律が数年前に制度化されて以来、そのほとんどは、京都市が管理するようになりました。こうした中で、今までは農家の方がボランティアで水路などの溝に溜まった泥の清掃を行っておられましたが、高齢化などによりそれもできなくなり、長らく水路には泥がたまることで蚊の発生など不衛生な状況でした。このほど、下水道局の協力を得て、何年かぶりにきれいに清掃がされました。