過日、外交政策に実績のある新人議員である石川ひろたか参議院議員と、留学生政策の第一人者である龍谷大学の田尻先生とともに、政府の留学生支援対策の現状と問題点や、外交政策における留学生問題の日本の課題等について、意見交換をさせていただく機会を得ました。石川さんは、新人議員ではありますが、中東の平和実現のため現場主義で外交官として活躍されてきた人材です。さすがに世界的視野で物事を考えられるグローバル時代に先駆する議員であることを痛感しました。また田尻先生も、現在の文部科学省等が進める留学生対策について疑問を呈され、現場主義による留学生支援策の重要性を強く訴えられていました。
観光政策でも日本のもてなし文化が世界のスタンダードになろうとしている現実を日本は知らないとの田尻先生のお話は私にとって衝撃でした。「もてなし」は、今や「MOTENASHI」と言われるほど世界基準の文化になりつつあります。京都こそ、その文化力を一層高めるべきです。