京都市では、今年度から65歳以上のひとり暮らしの高齢者の孤立化を防ぎ、地域とのつながりを深める取組を進めていくことになりました。京都市内におけるひとり暮らし高齢者の数は、70738人(2010年10月数値)で、5年前の調査結果から比較して1万人も増加しています。具体的には、市内61ヵ所にある地域包括支援センター(高齢サポート)の専門職員が訪問を行い、見守り活動で高齢者の健康や生活環境を把握し、福祉支援へもつなげていくものです。また、地域で自由に交流できる地域の居場所つくりを創出するため、集会所や商店街の空き店舗を利用して高齢者交流サロンを創る団体及び住民に、財政支援を行います。当面110ヵ所をめざし、4年後には、300ヵ所を目指します。具体的な財政支援は、バリアフリー化工事費、備品購入費、光熱費等を補助するものです。
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