行政評価制度の導入については、私は本会議質問でいち早く訴えてきました。さらに市民の目線で実行するため行政評価の条例化も訴えてきたところです。本年5月に条例制定されましたが、政令市でもレベルの高い条例になっています。市民の税金をムダなく有効的に活用するためには、透明性を確保した情報公開とともに、それをチェックするシステムが必要です。同時に、より具体的にチェックする制度を創設することも求められます。
この度京都市では、10月から京都市オフィスモニター制度を創設することになりました。不祥事が多かった出先機関等の行政見張り番として制度の活用が望まれます。具体的には市民から市内在住の18歳以上の市民の方を募集し、2名~3名程度のグループで活動をしてもらうものです。チェック項目は主に職員の対応、職場の状態などにより評価してもらうものです。まち美化事務所、生活環境美化センター、農業指導所、土木事務所、公園管理事務所、南部区画整理事務所を対象に活動をしていただくもので、こうした取組は政令指定都市では初めての制度で、効果を期待したいと思っています。
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